4月の米小売売上高がここ1年で最大の伸び
4月の小売売上高は前月比1.3%増と昨年3月以来1年1カ月ぶりの大きな伸びとなり、市場予想の0.8%増を上回った
タケルです。
いよいよ、アメリカの利上げがありそうですね。
USバンク・ウェルス・マネジメント(ミネアポリス)の債券調査責任者、ジェニファー・ヴェイル氏は「ドルは順調に推移している」とし、「国内経済成長の持続性に対する安心感が直接反映されている」と続けた。 |
1ドル=108円63銭
これまでは、長期目線を、どちらかと言えば、SHORTにしていましたが、
今週からは、長期目線は、レンジからあるいは、LONG方向に切り替えてトレードに臨んだ方が良いように思います。
トランプ大統領は、実現するのか?
タケルの考えは、「ノー!」です。
もし、トランプ大統領が実現すれば、世界は、大混乱でしょう。
共和党の大統領候補指名を確実にした、トランプ氏は、「ポピュリスト」と呼ばれます。
ポピュリストとは、1890年代、アメリカの西部と南部の農村地域を基盤として組織された人民党(ポピュリスト党)People’s Party, Populist Partyの構成員またはその支持者をいう。
米国の大衆文化が生まれたのはアンドリュー・ジャクソン大統領の時代です。
大衆はエリート主義の文化に真っ向から挑戦し、その挑戦は今もそのまま続いています。
私は、確かに大衆文化という点では、大衆は、エリート主義の文化に挑戦していると感じます。が、・・・
如何せん、政治の世界になると、なんか「ズレ」ているような感じがします。
しかも、その大きな枠 つまり、大衆文化と政治の比較という中で、どうも、あの訳の解らない発言を連発するトランプ氏が、混成されていることに違和感を覚えます。
う~~む。
言葉が、難しいです。
あまり、こういう記事を書いても、「受け」ないので、止めておきます。 ( *´艸`)
5月26日~27日は、伊勢志摩サミット開催。
為替市場も、このサミットを睨んで、それ程、大きく動けないだろうと思っています。
今回のサミットでは、何と言っても、安倍首相が、北欧外遊を行ってまでも、「国際合意」を目指しているのが、「機動的な財政出動」です。
世界経済の停滞を打破するためにG7各国で、国際的な財政協調を目指したい。
しかし、・・・
最大の難関は、ドイツ。
メルケル独首相は「私は決して(財政出動の)フロントランナーではない」と述べた。
5月4日に行われた、日独首脳会談での発言です。
今回の伊勢志摩サミットでは、このドイツの動向が、最も、注目されると推測します。ユーロ安の恩恵を1番享受しているドイツが、「財政出動」を拒む理由は、無いに等しいと思います。
今回のサミットで、この点をドイツが、万が一にも了承したとするなら、世界の停滞は、溶かれていく可能性が出てきます。
いつまでも、中国の動向に振り回される『世界経済』から、そう急に脱却すべきだと思います。